「オールオン4を安く受けられるクリニックは安全なのだろうか……？」
「オールオン4を少しでも安く受けるためにできることはある？」
オールオン4は、4つのインプラントで上側や下側の歯全体を支える治療法で、健康な歯が4本以下の方におすすめです。
ただし、オールオン4は外科処置や補綴処置に関する知識や経験がないとできない治療で、高度な技術・知識が求められます。
また、オールオン4は一生を左右する大きな治療です。それだけ質の良いインプラントや上物などを入れる点から高額な費用になりやすいです。
とはいえ、歯科医院の中には安くオールオン4の治療ができるクリニックもあります。
そこで本記事では、オールオン4が安いクリニックは危険なのか解説していきます。オールオン4の費用相場や内訳、安くする方法も解説しているので、参考にしてみてください。
オールオン4が安いクリニックは危険って本当？
オールオン4が安いクリニックは、危険という話は事実です。
インプラントは外科処置が必要な手術になり、歯周組織に関する知識を含めると高度な技術や知識が求められます。
また、1度インプラントや固定式の歯を入れると、何年・何十年も付き合い続けていく必要があるため、安く済ませるのは難しいです。
ただし、事故の外傷や腫瘍などの原因で広範囲（1/3以上）の顎の骨を失ったり、先天的な理由で永久歯がなかったりする場合は、健康保険が適用可能で安くなる場合もあります。
保険適用外でオールオン4が安いクリニックは何かしらのカラクリがあるため、価格帯だけで選ぶのではなく、どのような内容になっているか確認するようにしましょう。
オールオン4が安いクリニックが危険な理由
オールオン4が安いクリニックが危険な理由は、以下の3つです。
- 安全性や質の悪い材料を使用している
- 質が低い技工士に被せ物を発注している
- 費用がすべて記載されていない
それぞれの理由について解説していきます。
安全性や質の悪い材料を使用している
オールオン4が安い理由として、安全性や質の悪い材料を使用している可能性があげられます。
オールオン4は、歯茎や歯槽骨など悪い環境の部分を全部取り除いて新しい環境を作り、顎の骨にインプラントを埋め込む、高度な外科処置です。
費用が安い場合は、外科処置を行う医師の経験や知識が浅いという可能性が考えられます。
外科処置の経験や知識が浅い医師に手術を依頼する場合は、安全性が保証されにくいです。
またインプラントの質を落とすことでコスト削減を図り「他の歯科医院と比べて安く提供できますよ」と謳っている可能性もあります。
オールオン4は一度施術を行うと何年も付き合っていきますが、素材が悪いとすぐに朽ちてしまい、再度治療が必要になるケースもあります。
公式サイトから医師の実績や資格を確認しておくと、安全性をチェックすることが可能です。
質が低い技工士に被せ物を発注している
また、質が低い技工士に被せ物を発注している可能性があります。
質が低い技工士に被せ物を発注した場合は、噛み合わせが悪かったり、食事をしている最中に破損してしまったりするケースがあります。
噛み合わせが悪い場合は再調整が必要で、破損してしまった場合は再度治療が必須です。そのため、費用や通院の手間や費用が発生してしまうため、結果負担が大きくなる可能性があります。
オールオン4は、技工士の技術も重要になるため、治療を受ける前にかかりつけ医に丁寧に説明をしてもらいましょう。
費用がすべて記載されていない
オールオン4が安い理由として、費用がすべて記載されていないというケースもあります。
たとえば、少しでも安く見せるために、手術費用のみを記載している可能性もあります。
オールオン4は手術費用だけでなく、補綴物や麻酔費用などさまざまな費用が発生するため、高額になりやすいです。
費用が他のクリニックと比べて安すぎる場合は、費用の内訳を聞いておくとよいでしょう。
オールオン4の費用相場とその内訳
ここからは、オールオン4の費用相場や費用内訳について解説していきます。
オールオン4の費用相場は、片顎200万〜600万円です。
オールオン4は、基本的には保険適用外の治療になり、手術費用やインプラント・歯に使用する素材などの費用を自費診療として支払う必要があります。
ただし、事故の外傷や腫瘍などの原因で広範囲（1/3以上）の顎の骨を失ったり、先天的な理由で永久歯がなかったりする場合は、健康保険が適用になる可能性が高いです。
また、被せ物が金属やプラスチックなどを利用するなど保険適用の材料で治療を行う方法もあります。
保険診療について相談したい場合は、入院施設や当直制度などが整っている歯科口腔外科や歯科医院に相談しましょう。
オールオン4に費用内訳
オールオン4の費用内訳は、以下のとおりです。
- 診断・治療計画：5万円～
- 手術費：150万円～
- 人工歯の費用：70万円～
- 仮歯の費用：20万円～
- メンテナンス費用：4万円～6万円
オールオン4は手術費用だけでなく、人工歯や仮歯、手術をするための準備などの費用が発生します。
上記以外にもクリニックによっては、麻酔費用や上部構造費用が発生する場合もあります。
またオールオン4は施術を行って終わりではなく、寿命を縮めないためにも定期的なメンテナンスをしていくことが必要です。
メンテナンス費用は約1回10,000円〜15,000円で、3〜4か月の定期メンテナンスを意識しましょう。
オールオン4の費用は、クリニックによって大きく異なるため、担当する医師に詳しい内訳を説明してもらい治療を受けるか検討しましょう。
オールオン4と一般的なインプラントの費用の違い
オールオン4と一般的なインプラントの費用の違いは、埋め込むインプラントの本数や使用する素材です。
一般的なインプラント治療の場合は、失った歯の1本ごとにインプラントを埋め込みます。
そのため、1本あたり30万〜40万円程度の費用が発生します。
一方で、オールオン4は12本の歯を1度に入れるため、片顎200万〜600万円かかり、高額に感じやすいです。
ただし一般的なインプラント治療はインプラントや手術費用のほかに、根管治療や矯正治療などが必要な場合があり、さらに費用や期間がかかってしまう可能性があります。
そのため「一般的なインプラントにするか」「オールオン4にするか」で迷っている場合は、信頼できる歯科医に相談してみましょう。
オールオン4の費用を少しでも安く抑える方法
オールオン4の費用を少しでも安く抑える方法は、2つあります。
- 医療費控除制度を活用する
- デンタルローンを組む
それぞれの方法について解説していきます。
医療費控除制度を活用する
医療費控除制度を活用すると、オールオン4にかかった費用負担を少しでも抑えることが可能です。
医療費控除制度とは、1年間で支払った医療費または薬代が10万円を超えるときに、税金が還付・軽減される制度です。
税金の軽減という形を利用して、オールオン4にかかる費用を抑えられます。
たとえば、所得が500万円でオールオン4は400万円の費用が発生した場合、400万円を差し引いた100万円に対して税金が計算されます。
税金の還付は所得によって変わるため、確定申告を行っている方は医療費控除制度を確認しましょう。
デンタルローンを組む
オールオン4の費用負担を少しでも軽減したい場合は、デンタルローンを組むのもおすすめです。
デンタルローンは、歯科治療費を分割して支払うためのローンになります。
オールオン4は高額な医療費になってしまうため、少しでも初期費用の負担を抑えたいという方にデンタルローンは向いているでしょう。
歯科クリニックで直接申し込みできる場合もあるため、費用が高いと感じる場合は歯科医にデンタルローンの相談をしてみてください。
オールオン4治療を受けるならおさえておきたい歯科医院の特徴
オールオン4治療を受ける場合は、歯科医院を選ぶ際に以下の4つをチェックしましょう。
- 費用の内訳を細かく説明してくれる
- オールオン4の実績が豊富にある
- 手術の流れや手術後の話も詳しく解説してくれる
- 丁寧にアフターケアをしてくれる
それぞれの特徴について解説していきます。
費用の内訳を細かく説明してくれる
オールオン4治療を受けたい場合は、費用の内訳を細かく説明してくれる歯科医院がおすすめです。
費用の内訳を細かく説明してくれると、具体的にどのような点に費用が大きくかかっているかわかりやすいでしょう。
たとえば、被せ物に費用がかかりすぎている場合、少しグレードを落としたり変えられないかなどの相談をしたりできます。
費用の内訳を細かく説明してくれる歯科医院は、交渉しやすいだけでなく、安心して任せやすいでしょう。
オールオン4の実績が豊富にある
歯科医院を選ぶ際には、医師や技工士などのオールオン4の実績をチェックしましょう。
経験や実績がない場合は、万が一トラブルが発生した際に柔軟に対応してもらえない可能性があります。
オールオン4を受けるときは、外部からオールオン4の施術が可能な医師が外来で訪れる歯科医院ではなく、相談した医師が対応してくれるクリニックを選びましょう。
相談した医師が対応してくれる場合は、インプラントの調子が悪かったり被せ物に不具合が出たりしたときでも、柔軟に対応してもらえます。
オールオン4の実績は、公式サイトから医師の資格や実績を確認してみてください。
手術の流れや手術後の話も詳しく解説してくれる
オールオン4治療を受ける歯科医院を選ぶときは、手術の流れや手術後の話も詳しく解説してくれるクリニックがおすすめです。
オールオン4は約半日で施術が終了し、全体的な治療も約6か月程度です。
しかし、オールオン4は短期間で治療が終わるものの、手術のための準備や施術後のダウンタイムがあります。
事前にダウンタイムによる症状などを把握しておくと、対策を練りやすいでしょう。
丁寧にアフターケアをしてくれる
オールオン4治療を受けた後に、丁寧にアフターケアをしてくれる歯科医院はおすすめです。
オールオンは、1度に12本または24本の歯を入れますが、治療を行った後は定期的なメンテナンスが必要になります。
メンテナンスを怠ると、インプラント歯周炎や歯周病のリスクが高まり、最悪インプラントが抜け落ちてしまう可能性があります。そのため、手術後も気にかけてくれる丁寧なアフターケアをしてくれる歯科医院かチェックしましょう。
まとめ：安いオールオン4は危険！適正な費用の歯科医院で受けよう
安いオールオン4治療が可能な歯科医院は、危険度が高く、実績がなかったり使用する素材や設備の質が悪かったりする場合があります。
適正な費用で受けられる歯科医院は安心して任せやすいため、費用の内訳や手術の流れなどを詳しく説明してくれるクリニックを選びましょう。
永田歯科医院では、患者のための徹底した安心治療と10年保証、インプラント埋入実績5,000本以上の圧倒的な実績があります。
さらに、日本に1人しかいない「トリプルライセンス」ドクターが在籍しているので最高クラスの技術とサービスが整っています。
オールオン4治療を検討している方・理想的な歯を求めている方は、永田歯科医院に一度ご相談ください。
- 手術自体の痛みが不安で、踏み切ることができない
- 治療がうまくいくかどうか、長期的に問題なく使えるかが不安
- どの医師に治療を任せるべきか選ぶのが難しい
そんなあなたには、オールオン４の治療を専門に行う、東京都立川市柏町にある「永田歯科医院」がおすすめです！
- オペ中の痛みや恐怖心等を感じない「睡眠無痛治療」を実施しています。
- インプラントには10年間の保証が付いておりますので、ご安心ください。
- 埋入実績5,000本以上の経験豊富な医師が治療します。
まずはお気軽にご相談ください。
＼専門家と一緒に最適な計画を立てましょう／
