現在の日本には、歯を失ってしまった方がいます。
歯を一度失ってしまうとなかなか修復も難しい場合もあり、日常生活のあらゆる場面で不便に感じることも多くなります。
そこで、失った歯を取り戻したい方に向けた治療法が「オールオン4」です。
「東京でオールオン4を受けられるおすすめの医院はどこ?」
「オールオン4は失敗できない治療だから、医院の選び方が知りたい」
この記事では、東京でオールオン4を受ける医院の紹介と正しいクリニックの選び方について解説していきます。
この記事で得られること
- オールオン4の内容がわかる
- オールオン4が受けられるクリニックの正しい選び方がわかる
- オールオン4を受けるために知っておくべきことがわかる
- オールオン4がおすすめの医院がわかる
東京でオールオン4を受けたいと検討している方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
東京のオールオン4を受けられるクリニックの正しい選び方
東京のオールオン4を受けられるクリニックの正しい選び方には、以下の7つが挙げられます。
- 医院の施術実績を確認する
- ドクターの技術を確認する
- 技工士の技術と連携体制を確認する
- ドクターや技工士・歯科衛生士が常勤か確認する
- 最新設備と高品質なインプラントを使っているか確認する
- 保証期間やアフターフォローを確認する
- 医院の評判を確認する
以降では、それぞれの選び方について解説していきますので、順番にみていきましょう。
医院の施術実績を確認する
オールオン4では、集中治療によって1日で欠損した歯を取り戻すことができますが、決して簡易的な治療ではありません。
オールオン4は特殊な治療法となるため、歯科医師による技量が大きく問われるものとなっています。よって、医院の施術実績を確認することが大切です。
特に、以下のポイントを見るとよいでしょう。
- 過去に実施されたオールオン4の治療件数が公式サイトに明記されているか
- 治療を受けた患者のビフォーアフター写真などの症例写真が豊富か
- 過去に行われた症例の詳細情報が明記されているか
- 治療期間の目安が明記されているか
- 術後のエックス線写真を掲載しているか
オールオン4治療を検討している方は、まずオールオン4の治療件数を確認しましょう。治療件数が多ければ多いほど、医院の実績や経験は豊富であり、それだけ患者から選ばれている証だからです。
また、治療を受けた患者のビフォーアフター写真などの症例写真が豊富なのかも重要です。
どのような治療でどれだけ改善されたのかが一目でわかれば、技術的な知識がなくても自分で判断できる材料となります。
治療しているはずなのに、情報が具体的に記載されていない場合は、注意してください。
ドクターの技術を確認する
ドクター自身の技術の確認もした方が良く、確認内容としては以下のような項目が挙げられます。
- インプラント治療の経験年数や埋入したインプラントの本数
- オールオン4での豊富な埋入経験(参考:週に1件ペースで月4件、年間48件)
- 海外でオールオン4の実習付きセミナーやコースを受講し修了している
- 難症例の実績(ザイゴマインプラントを用いた症例を行っているか)
- 学会・資格の有無
- 歯科医師向けにセミナーや講義を行なっている
- 学会で発表したり受賞したりしている
インプラントは、10年以上口に入るものになります。だからこそ、自分に適した治療を受けるために、インプラント治療に長けているドクターでない場合は、その医院では受けるべきではありません。
まずは、インプラントの治療経験が豊富かを確認して、その次にオールオン4における治療の実績を確認しましょう。
オールオン4治療は、日本国内で取り扱っている医院は近年増加傾向ですが、正しいオールオン4のコンセプトにのっとった治療が行われていない場合があるのも事実です。
ポルトガルのDr. Maloが提唱したオールオン4治療は、海外で盛んに行われており、歯科医師向けのオールオン4の実習付きセミナーやコースも海外で開催されています。そのような、正しいオールオン4を学べるセミナーやコースを受講し修了していることが必須であると言えます。
また、同じオールオン4治療でも受ける患者の状態によって、さまざまな施術をしなければなりません。
健康状態や歯の状態には個人差があるため、状況に応じた適切な判断を取れるかどうかもドクターの技術や経験の量によって左右されます。
特に難しい症例の場合には、ザイゴマインプラント(頬骨インプラント)を使用することも求められるので、そうした技術や経験のあるドクターでなければいけません。
歯科医師向けにセミナーや講義を行なっていたり、学会で発表したり受賞したりしているドクターなら、より一層の信頼と安心感で治療を受けられます。
技工士の技術と連携体制を確認する
歯科技工士は、歯科医師と連携しながら、被せ物・入れ歯・詰め物・矯正装置などを製作・加工・修復する専門職です。
とくにオールオン4治療では、歯の上部構造(人工歯)の見た目や機能性において、歯科技工士の技術が仕上がりを大きく左右します。
治療そのものが成功していても、装着される歯の色や質感、噛み合わせや発音に違和感があれば、患者にとっては満足のいく治療とはいえません。そのため、見た目の自然さと機能性を両立させるためにも、歯科技工士の存在は欠かせません。
理想的なのは、歯科医院内に歯科技工士が常駐しており、ドクターとその場で相談・調整ができる体制です。常駐していれば、仮歯の製作や調整、微修正なども迅速に行えるため、患者の負担軽減にもつながります。外部の技工所に依頼する場合は、納期の遅延や追加コストが発生することもあるため注意が必要です。
オールオン4治療を検討する際は、以下の点をしっかり確認しましょう。
- 歯科技工士が院内に常駐しているか
- 院内に技工所が併設されているか
- 技工士とドクターが密に連携しているか
- 歯科技工士の技術力や過去の症例・実績
- 使用している材料はどういったものか
これらを事前に把握することで、自分が信頼し納得できる歯科医院を選ぶ判断材料になります。
ドクターや技工士・歯科衛生士が常勤か確認する
オールオン4治療に関わるドクターや技工士、歯科衛生士が常勤かどうか確認してください。
それぞれの専門家が常勤でないといけない理由は、以下のとおりです。
ドクター | 治療やメインテナンスが迅速にできる 問題が生じた時に常に迅速に対応する必要があり、そのためには、口腔内全体の噛み合わせを評価でき(補綴の専門性がある)、インプラント周囲の骨や粘膜に異常がないかの評価ができる(外科の専門性がある)歯科医師が常駐していることが必要 |
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技工士 | 仮歯作り・調整・修正が迅速にできる 院内に技工所があれば価格も抑えられる 患者の時間的・経済的な負担の軽減にもつながる |
歯科衛生士 | 定期的なクリーニングで歯の異変に気づける インプラント周囲の粘膜の状態や歯の部分(上部構造)の破損がないかのチェックができる |
ドクターや技工士、歯科衛生士が常勤なら、治療やメインテナンス、想定されるトラブルに対しても迅速に対応できます。そのうえ、複数の医院が絡んでくる体制だと、対応にかかるコストも高騰しかねません。
全て1つのクリニックで完結できる体制になっていると、安心して治療を受けられます。
最新設備と高品質なインプラントを使っているか確認する
オールオン4は高度な技術を要するため、それを実現できる最新の設備が整っているか、高品質なインプラントを使用しているかも重要です。
確認事項としては、以下が挙げられます。
- 機器が揃っている機器は何か(CT、レーザー、モニターなど麻酔管理用機器)
- オペ室は清潔に整備されているのか、オペに必要な多くの人員が入れる広さがあるか
CTは、顔面の上半分も含めてスキャンできるものが必要です。
3Dスキャンで顎の骨の状態を正確に診断できないことには、いくら治療技術に長けていても満足のいくものは作成できません。
また、治療も大掛かりなものとなるため、オペ室が完備されているかも重要です。オペに必要な人員は多く、少なくとも5名のスタッフ(執刀医、麻酔科医、第1アシスタント、第2アシスタント、器材管理)がオペに関わるため、十分な広さのオペ室であるか確認してください。そして、清潔でしっかりと感染対策がなされているか確認しましょう。
さらに、オールオン4で使用するインプラントは、どこのメーカーのものでもよいというわけではありません。その日のうちに歯を入れられるということは、骨の中に埋め込んだインプラントに対して即時に力の負担がかかる(即時荷重)ことになります。つまり、インプラントには強度や、顎の骨との結合のしやすさが非常に重要となります。
「プレミアムインプラント」と呼ばれる、世界三大インプラントメーカー(ストローマン社、ノーベルバイオケア社、デンツプライシロナ社)のインプラントを使用したオールオン4治療であることが推奨されます。
保証期間やアフターフォローを確認する
オールオン4は、治療後も長期間にわたってメンテナンスしていきます。そのため、保証期間やアフターフォローがあるかの確認が大切です。
例えば、以下のような事項を確認しておきましょう。
- インプラント本体の保証期間
- 上部構造(人工歯)の保証期間
- 保証の内容
- 定期メインテナンスの有無
一般的に、インプラント本体の保証期間は寿命となる10年程度が目安であり、フルジルコニアやセラミックの保証は5〜10年程度が目安です。オールオン4においては、定期的なメインテナンスをすれば10年は保てます。
また、割れた場合の無償交換やトラブル時の対応についてなどの保証内容は、特に確認しておいてください。
- 医院の評判を確認する
- 医院の評判も大切です。
基本的に「評判が悪い=施術が粗悪、対応が悪い」などの複数の要因がありますが、数百万円もかける治療に評判の悪い医院を選ぶ理由がありません。
医院の評判を確認する場合は、下記を参考にしてみてください。
- Googleレビューの評価がよく、リアルな口コミが多い
- SNSやブログ上で体験談が記述されている
- YouTubeなどでの治療体験動画のようなものがある
- クリニックの対応が丁寧か
レビューにおいては、星の数だけを鵜呑みにしてはいけません。
あくまで星の数は参考にしつつも、その中で実際に施術したリアルな口コミか、実際に体験した人の感想が良いものかなど、内容まで確認して判断をしていくべきです。
また、必要に応じて一度クリニック側にコンタクトをとり、クリニックの対応を確認してみるのも一つの手段です。
東京でオールオン4を受けて後悔しないために知っておくべきこと
東京でオールオン4を受けて後悔しないために、以下4つのポイントを知っておくことが大切です。
- 金銭的な負担が大きい
- 医療に100%はないことを理解する
- 継続的なメインテナンスが必要になる
- 治療後に起こる可能性のあるトラブルを把握しておく
以降で、それぞれ詳しくみていきましょう。
金銭的な負担が大きい
オールオン4の治療は、一般的に片顎で200万〜600万円程度の費用がかかります。高い技術力が求められる高度な治療であるうえに、保険適用外の自費治療だからです。
特に、20代のような年齢が若い方なら、将来的に再治療が必要になるなどの可能性もあるので、十分に検討しておく必要があります。
「今すぐに治療を受けるべきなのか」
「他に代替できる治療法はないのか」
「費用対効果が見込めるものなのか」
上記をしっかりと吟味し、後悔しない選択をしましょう。
医療に100%はないことを理解する
オールオン4の治療は、成功率が90%以上と言われていますが、医療には100%はありません。
骨の状態や体質によっては、インプラントが定着しないことも十分に考えられ、失敗するケースとしては以下のようなものがあります。
- 骨の状態が想定よりも悪くインプラントの固定が基準を満たさなかった
- 施術後、インプラントが骨の中で定着しなかった
- かみ合わせが合わず、違和感や痛みが続いた
- 仮歯が大きく割れてしまい支えていたインプラントごと動くようになってしまった
このように、同じ治療方法であっても骨の状態や健康状態など大きく個人差が出るため100%うまくいく保証はできないのです。
しかし、顎の骨の状態がインプラントを入れるのに最適な状態でなくても(インプラントの固定が基準を満たさなかった)、「ザイゴマインプラント(頬骨インプラント)」という選択肢があれば、オールオン4治療を成功に導くことができます。そのため、このような難しいケースにも対応できるオールオン4の専門のクリニックを受診することが重要です。
数百万円の出費になるため、正しいオールオン4を行っている医院を選ぶよう、慎重に検討しましょう。
継続的なメインテナンスが必要になる
オールオン4の治療を終えられたとしたとしても、そこで終了ではありません。しっかりと継続的にメインテナンスする必要があります。
メインテナンスを受けずに何年も放置しておくと、再治療の必要が生じ、高額の治療費を再度支払うことになってしまいます。そうならないためにも、できるだけ長期的に使用していくためにもこまめなメインテナンスをおすすめします。
そもそも歯科医院でのメインテナンスが重要な理由としては、インプラント周囲炎などのトラブルの早期発見と早期治療です。インプラントを使用するオールオン4の初期トラブルは無症状で潜んでいることもあるのです。
例えば、自分の歯が虫歯になった場合には、冷たいものや甘いものでしみるといった症状が出て自分でもわかりますが、インプラントは何かトラブルが発生したとしてもそのような自覚症状は見られません。主な症状としては、歯茎から出血する、歯茎が大きく腫れる、歯が揺れる、といったものがあります。
しかし、このいずれの症状も、トラブルが重度に進行した時になって出てくる症状で、トラブル発生初期には患者本人が自覚する症状があまりありません。そのため、定期的なメインテナンスで、トラブルが大きくなる前に発見してもらうことが非常に大切になってきます。
定期的なメインテナンスでは、自分でのブラッシングなどのケアがきちんとできているかチェックを受け、歯科医院でないと行えないプロフェッショナルケアを受け、噛み合わせやインプラントに問題が出ていないか確認と調整をしてもらいます。
オールオン4にトラブルが発生し問題が大きくならないためにも、普段から徹底的なセルフケアと、こまめな清掃と歯科医院での定期検診を受診するようにしましょう。
治療後に起こる可能性のあるトラブルを把握しておく
オールオン4の施術が完了したら永久的に安心できるというわけではなく、トラブルが発生してしまうこともあります。
主な治療後のトラブルには、以下のようなものがあります。
- ネジの緩み・破損
- インプラント周囲炎
- 噛み合わせのズレ
- 人工歯の破損
インプラントは、ネジで固定されているので長期間使用すると緩むこともあり、場合によっては破損してしまう可能性もあります。
また、メインテナンス不足が続くと、細菌感染によって先ほどもお伝えしたインプラント周囲炎になるリスクもあります。発生してしまうと、インプラントが抜けてしまうなどが考えられます。
さらに、噛み合わせのズレが出ることで人工歯がずれ、痛みや違和感が出ることなどもあるため、治療後のトラブルも加味して判断すべきです。
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名称 | 永田歯科医院 |
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診療時間 | 09:00〜17:30 |
休診日 | 祝日 |
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アクセス | 多摩都市モノレール「砂川七番駅」2番出口から徒歩0分 |
電話番号 | 090-3346-8020 |
まとめ:東京でオールオン4を受けるなら実績のある医院を選ぼう
オールオン4は、失った歯や欠損した歯を即日で取り戻せる治療法です。しかし、200万円以上の高額な費用がかかるうえに、治療したとしても100%成功するとは限らないというリスクも伴います。
しかし、諦めてしまうにはまだ早いです。
永田歯科医院では、患者のための徹底した安心治療と10年保証、インプラント埋入実績5,000本以上の圧倒的な実績があります。
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