ITI Implant Tachikawa Straumann 立川
2019年04月30日
2019年4月25日
ストローマ本社にて
ITI SC Tokyo 01
皆様ITIをご存知でしょうか?
International
Team for
Implantology
世界で1番大きなインプラントの学術団体です。世界には何百個と言うインプラントの学会があり、それぞれが専門や認定の資格を出したり、活動を行っております。その一方で、例えば北米ではインプラントの専門医は存在せず非常に曖昧な学問であると言う側面も持ち合わせております。臨床結果は非常に高いものですので、患者様にとっては非常にメリットの多い治療ではありますが、たくさんの分野において深い知識が必要となり、常にアップデートし続けなければいけない厳しい治療内容です。
日本にも多くのスタディーグループが存在しますが、セクションジャパンのプレジデントである先生が率いるこの勉強会は日本でも1番世界のトレンドを取り入れている勉強会であると思います。
本日は、補綴プロダクションのソリューションとして近年急速に発展を続けているジルコニアについての講義が組まれておりました。
当院では、5年以上前からジルコニアの物子国スペインでクラウンを作ると言う方法を採用しております。強度にも審美性にも優れ、また永続性も高いこの方法は近年非常に注目されてる方法ですが、これほど長い期間やっている症例を私は見たことがありません。大学院時代医局で誰よりも早くジルコニアのブリッジを装着したりあの頃は無茶なことしてたなと思いますが、いろいろ結果を結び始めているなあと実感しております。
今当院では、インプラントの上部構造にこれらを適用し始めております。こういった発表は、日本ではほとんど行われておりません。破折を恐れて、なぜに劣化の激しい材料を使い続けるのか、理解に苦しみます。
メタルバンドもほとんどないですね。RPDに歯冠外アタッチメント装着したい症例とみりんが症例くらいかな。リジットサポートの支台歯はやはりメタルが1番です。インプラントの話からはそれますが。
永田浩司