ドーソンアカデミー立川 永田歯科医院
2019年07月13日
2019年7月11日
本日はドーソンアカデミージャパン最終回に参加して参りました。most conservative treatmentの名の下、矯正治療や補綴治療でいわゆる理想的な咬合を作っていく心理的な治療のプロトコールを学んで参りました。非常にためになりました。
マテリアルに関しては15年前から周りに先駆けて使っているジルコニアと言う材料が全盛期を迎えたようで、ちょっと生意気ですがやっと世間が追いついてきたなと言う感触を持っています。当院では、いわゆるメタルボンドはほとんどの症例で行っておりませんが、10年後は世間もそうなっているでしょう。
ジルコニア修復に接着を課題に求めない風潮はやはりあり、2ケイ酸リチウムでさえ接着ではなく合着で補綴すると言う処置も手法として学びました。基本接着でおこないますが。。。マテリアルに関しては、歯科理工学会にも属していますし、大学院の頃からかなりアンテナを張っている分野ですので特段新しい情報はありませんでした。
CAD CAM治療を行っている1部の団体では、長石系のマテリアルで対応できるだろうと言うような研修を行っているようですが、そういったテクニカルセンシティブな材料を使った臨床は今後流行らないし患者様のためにもなっていないと確信しました。
ラミネートベニアのハンズオンを実習中まで退席しなかったのは非常に辛いですが、フロリダで行う補講か、来年行う補講をまた機会を見て必ず受けようと思います。
永田浩司