ホワイトニングしたい人必読!クリーニングの需要性とホワイトニングの種類
「ホワイトニングって本当に白くなるの?」
「ホワイトニングとクリーニングは違うの?」
歯磨き粉にまで「ホワイトニング」の言葉が使われるようになり、手軽に歯を白くする薬剤も登場しています。しかし中には、「本当に白くなるの?」と疑問を持っている方も少なくないでしょう。
この記事では、
- ホワイトニングの仕組み
- ホワイトニングとクリーニングの違い
- ホワイトニングの種類
- ホワイトニング歯磨きについて
などなど、ホワイトニングの気になる内容をまとめました。
YouTubeでは、動画にてホワイトニングの情報を発信しています。動画で学びたい人は、上のYouTubeから見てみてください。
目次
ホワイトニングとは
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「ホワイトニングしたい!」と言っても、どのような仕組みで歯が白くなるのでしょうか?
ホワイトニングは、クリーニングと混同されがち。違いをしっかりと理解することで、間違ったホワイトニングを選べますよ。
ホワイトニングとクリーニングの違い
歯を白くする行為として、ホワイトニングとクリーニングがあります。実は、ホワイトニングとクリーニングは、似ているようで全く違います。
- ホワイトニング:歯の中にある色素を分解する
- クリーニング:歯の表面の汚れを落とす
クリーニングは歯ブラシと同じように掃除するイメージです。ホワイトニングは漂白と言い換えることができるでしょう。
例えば、洋服にケチャップや醤油をこぼしてしまったとき、こぼした直後に洗濯したり、拭き取ればある程度、色を落とせます。色が付着する前にクリーニングするときれいにのが、クリーニングの効果です。
逆に、ケチャップが洋服について数時間経つと、色が付着してしまい、拭き取っただけでは落とせません。このような場合は、漂白剤などを用いることで白くできます。これがホワイトニングです。
ホワイトニングとクリーニングは全く違うのです。
ホワイトニングする前にクリーニング
「歯を白くするならクリーニングよりホワイトニングの方が良いってことだね!」と思う人もいるかもしれませんが、クリーニングも大切。
ホワイトニングの効果を最大限発揮するためには、歯の表面についた汚れを落としてからホワイトニングする必要があります。つまり、クリーニングしてからホワイトニングしなければ、歯を効率よく白くすることはできません。
そのため、ホワイトニングだけ行えば歯が白くなるとは、一概には言えないのです。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニング
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ホワイトニングには、
- オフィスホワイトニング
- ホームホワイトニング
の2種類があります。
- オフィスホワイトニング:歯医者さんで行うホワイトニングのこと
- ホームホワイトニング:自宅で行うホワイトニングのこと
オフィスホワイトニングは1日で歯を白くできますが、白さを保つのが難しい。ホームホワイトニングは白くするのに時間がかかりますが、自宅でできるという利点があります。
オフィスホワイトニングの施術
オフィスホワイトニングは、歯医者で行うホワイトニングです。歯の表面に薬剤を塗り、光を当てることで歯を白くします。
1回の施術で簡単に白くなるのが特徴。しかし、歯の白さを保つのは難しく、数ヶ月で歯は変色し始めてしまいます。
〈オフィスホワイトニングのメリット〉
- 1回の施術で歯が白くなる
〈オフィスホワイトニングのデメリット〉
- 白さの後戻りが早い
- ホームホワイトニングよりも少し高価
ホームホワイトニングの施術
ホームホワイトニングは、自宅で簡単にできるホワイトニングです。マウスピースを使って歯を白くするため、最初だけはマウスピースを作りに歯医者で受信する必要があります。
ホームホワイトニングの場合は、マウスピースにホワイトニングジェルをつけて、1日に2時間ほど自宅でマウスピースをつけて歯を白くしていきます。また、毎日2時間を最低でも2週間続けて、ようやく効果を実感できるレベルです。
〈ホームホワイトニングのメリット〉
- 効果が長続きする
- 一度白くなれば後戻りがしにくい
〈ホームホワイトニングのデメリット〉
- 効果を実感するまでに時間がかかる
デュアルホワイトニングがおすすめ
「オフィスホワイトニングとホームホワイトニングのどっちが良いの?」と思っている方、非常に多いでしょう。しかし結論は、両方ともやることがおすすめ。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの両方を行うことを、デュアルホワイトニングといいます。オフィスホワイトニングですぐに歯を白くして、ホームホワイトニングで白さを継続して、効果を最大限発揮する方法になります。
とにかく歯を白くしたい人は、デュアルホワイトニングがおすすめ。
ホーム・オフィスホワイトニング以外で歯を白くする
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニング以外にも歯を白く見せる施術があります。
歯の神経がなくなった歯(失活歯)を白くするウォーキングブリーチ。黒くなった歯肉をピンク色に戻すガムピーリング。白く形の整った歯を入れてしまうセラミック治療などがあります。
歯磨き粉を使ったセルフホワイトニング
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ここ最近流行っているのが、ホワイトニング効果のある歯磨き粉です。歯が白くなることを期待して、利用している人も多いですよね。
しかし、ホワイトニング用歯磨き粉は、研磨剤を利用して歯を白くする方法です。漂白するわけではなく、歯の表面についた汚れを削っているだけ。
一見、歯が白くなっているように見えますが、歯自体を削っているのでおすすめできません。
歯が削れると悪いことばかり起こります。
- 歯の表面が削れると汚れが付着しやすくなる
- 歯の内部は象牙質という黄色っぽい部分があり削れると象牙質が露出する
- 歯が敏感になり知覚過敏になる
- ホワイトニングが痛くてできなくなる
歯を白くしたいのであれば、歯磨き粉を使ったホワイトニングはNGと覚えておきましょう。
エステのホワイトニングをおすすめできない理由
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ホワイトニングは歯医者だけでなく、エステサロンでもできるようになってきました。歯医者でホワイトニングするより安価なため、注目されていますよね。
しかし、覚えておきたいことがあります。それが、歯医者で行うホワイトニングとエステで行うホワイトニングには違いがあるということ。
歯医者では、ホワイトニング剤を使用しますが、その中には過酸化水素と呼ばれる溶液が含まれています。過酸化水素が歯に浸透して、色素を分解してくれます。
実は、この過酸化水素を扱えるのは歯科医院だけ。エステサロンでは過酸化水素を用いることはできません。もちろん、エステサロンのホワイトニングも効果はありますが、クリーニングさえ行まってくれないので、大きな効果は期待できないでしょう。