All on Fourコース参加 (オールオン4 立川 インプラントによるブリッジ 補綴治療 即日補綴治療)
2017年06月10日
20170525
最近何人かの人にAll on Fourとはなんですかと質問を受けました。
患者様はもちろんのこと、歯科医師でさえもきちんとそのコンセプトを理解している人は少なく感じます。
その文字面から判断すると4本のインプラントでEdentulous ridgeを支持するインプラント補綴治療と考えがちですが、元々はNobel Biocareの提唱していた治療コンセプトの一つで、広く議論をされるようになった現在glossaryには出てこないが多くのインプラントに携わる人たちがよく知る治療方法となっています。この治療は4本であることが大切ではなくインプラント埋入と同時に4本以上のインプラントをを用いて手術当日、あるいは次の日に固定式の仮歯を装着しimmidiate loadingを行なって行く方法です。術式、状況によっては5本、6本に埋入本数がなることがあります。6本であってもAll on Four+2です。
成功の鍵は、まず複数の術者が外科的、補綴的に訓練されている必要があります。 そして、院内技工士、歯科衛生士がすべてのパートに関わってくるとういうことも見逃せない点です。非常にパフォーマンスの高い治療方法ですが、リスクや適応症例の縛りも多く、医院としても準備をしないと取り組めない治療です。
4本入れてしまうことはそれこそ誰でも(!?)できると思うのですが、成功させるには一筋縄ではいきません。そんなわけで、月に一回はall on Fourコンセプトの研修日を必ず設けています。
上半期があっという間に終わろうとしていますが、下半期はこの治療方法のリクルート、定着、育成を行なっていこうと考えています。(人材みたいですね笑)
永田浩司