インプラント学会認定専門医講習会 立川
2017年10月25日
20171014-15
今週末は土曜日お休みをいただき、二日間日本口腔インプラント学会認定専門医講習に行ってまいりました。
著名な先生方の講義が盛りだくさんで、新たな視点を自分の中に組み込むことができました。資格取得に向けて非常に多くのことを学んでおります。
インプラント学会認定に関しては様々な意見もありますが、インプラント治療日常的に行うにあたり、やはり自宅が必要ではないかと考え直し、友人の勧めもあり取得を目指すことを決めました。
インプラント学会認定と言う資格は他にもいくつもあります。私もいくつか持っておりますが、取得してない人が得してることの文句を言うことはもちろんできませんし、意味のないものであれば取得してる人がこれは意味がないから取得しない方がいいよと言うものであるべきだと思っております。
世の中の流れを考えたとき、日本国インプラント学会の専門医は資格が必要ではないかと考えております。
インプラントの学問は、非常に面白い学問で、様々な専門分野の人たちが1つの学問の中で議論し合うし合う非常にあたり人種のるつぼのような治療だと思います。外科の専門医が硬組織の造成やインプラントの形成の仕方を、ペリオの先生がインプラント周囲炎や軟組織のマネジメントに関して議論して、あるいは補綴科は咬合や補綴物の位置的形態的特徴を辻褄合わせをしていく。多くのファクターをそれぞれ高いレベルでインプラント臨床医はマネジメントしていかなければいけません。
インプラントは神様が作ったものではありませんので、完璧なインプラント治療は世の中に存在しておりません。また材料自体も常に変わっていくものなので臨床家は学び続けなければいけない。非常にパフォーマンスの高い治療でありながら、学ぶこと、技術を向上しなければいけない、それらはインプラント臨床に関わった以上これからもずっと続けなければいけないと考えております。
今週末の勉強会では、歯周病の専門医の方からの講義があります。私もロンドン大学の歯周病学講座に一年間在籍しておりました。専門医向けの何年間分のトレーニングを1年間で経験させていただくと言う貴重な経験だったと思います。しかしながらそれはもう何年前の話。ペリオの専門医の先生の理想の立ち居振る舞いというかペリオへの関わり方を見て、初心を思い出す。
その他、チタンメンブレンを用いた新しいGBRの紹介がありこちらは商品の存在自体はヨーロッパの研修にいたときっていたのですが、日本でも発売になったことにはチェックをしていなかったので、早速導入を検討したいと考えております。